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子どもの友達が5、6人で遊びに来て“食器”を割られたことも 「もう来ないで」と言えず困惑する母に、対応をアドバイス(AERA with Kids+)

新しい環境での生活にも慣れ、ひと段落してくるころ。子どもの「友達関係」にも変化が起きて、なにかとトラブルも起きやすい時期でもあります。読者から実際に寄せられた「お悩み」について、『心が軽くなる友だち関係』(ポプラ社)を出版した埼玉学園大学大学院 心理学研究科教授の藤枝静暁先生にアドバイスを聞きました。「こんなときはどうしたらいい?」というときのために、一緒に考えてみませんか。●お悩み

「休みの日ごとに、息子の友人5、6人が家に遊びに来ます。知り合いの親御さんからは事前に連絡をいただくのですが、やりとりのない親御さんの場合、子どもを何時に帰らせたらいいのかわからず困ります。しかもけっこう乱暴なところがあって……。家の食器を割られてしまったときも、結局泣き寝入りでした。息子の友人なので『もう来ないで』と言えず困っています」(小3男子の母)

■集合や解散の時間……こちらが「決めて」いいのです

――休みごとに5、6人の子どもが来るのは正直疲れてしまいます。

 5、6人! それは疲れますね。きっと、子どもたちが帰ったあとは、家の中は運動会のあとのようになっているのではないでしょうか。ドッと疲れると思います。

 お母様のお疲れになる状況に共感しつつ、私が「いいな」と思ったことをお伝えします。それは、お子さんがお友達に恵まれているということです。昨今、友だちとの関係に悩み、不登校などいろいろ課題を抱えることが多くなっており、たくさんの友達と楽しく遊べるということは幸せなことだと思います。

 それをふまえて、ここからは友達トラブルというより、親御さん同士のお話になるかと思います。

 関わりのないご家庭のお子さんを「何時までいさせていいのか」モヤモヤしてしまう。これは当然ですよね。子どもに聞いても、小3ならそのときの気分で答えてしまうこともあるでしょうし、「あなたの家のルールはどうなっているの?」と聞くのも難しいかもしれません。まだ責任を取れる年齢ではないですし。

新しい環境での生活にも慣れ、ひと段落してくるころ。子どもの「友達関係」にも変化が起きて、なにかとトラブルも起きやすい時期でもあります。読者から実際に寄せられた「お悩み」について、『心が軽くなる友だち関係』(ポプラ社)を出版した埼玉学園大学大学院 心理学研究科教授の藤枝静暁先生にアドバイスを聞きました。「こんなときはどうしたらいい?」というときのために、一緒に考えてみませんか。●お悩み

「休みの日ごとに、息子の友人5、6人が家に遊びに来ます。知り合いの親御さんからは事前に連絡をいただくのですが、やりとりのない親御さんの場合、子どもを何時に帰らせたらいいのかわからず困ります。しかもけっこう乱暴なところがあって……。家の食器を割られてしまったときも、結局泣き寝入りでした。息子の友人なので『もう来ないで』と言えず困っています」(小3男子の母)

■集合や解散の時間……こちらが「決めて」いいのです

――休みごとに5、6人の子どもが来るのは正直疲れてしまいます。

 5、6人! それは疲れますね。きっと、子どもたちが帰ったあとは、家の中は運動会のあとのようになっているのではないでしょうか。ドッと疲れると思います。

 お母様のお疲れになる状況に共感しつつ、私が「いいな」と思ったことをお伝えします。それは、お子さんがお友達に恵まれているということです。昨今、友だちとの関係に悩み、不登校などいろいろ課題を抱えることが多くなっており、たくさんの友達と楽しく遊べるということは幸せなことだと思います。

 それをふまえて、ここからは友達トラブルというより、親御さん同士のお話になるかと思います。

 関わりのないご家庭のお子さんを「何時までいさせていいのか」モヤモヤしてしまう。これは当然ですよね。子どもに聞いても、小3ならそのときの気分で答えてしまうこともあるでしょうし、「あなたの家のルールはどうなっているの?」と聞くのも難しいかもしれません。まだ責任を取れる年齢ではないですし。


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